おばあさんが住まれていた鉄骨造の住宅を孫夫婦で暮らす住まいへの改装です。敷地が道路から3mほど低く、1階部分がピロティ―となっています。
そのピロティ―の天井に吹き付け断熱材が見えており、アスベストが疑われました。調査・分析に国の補助金制度があることがわかり、申請し調査したところ、アスベストは含まれていないことがわかりひと安心しました。さていよいよ改装工事のスタートです。
2人で暮らすには十分に広い建物ですので、玄関のある2階部分のワンフロア―のみの改装です。続きの和室があったところを、現在の生活に合わせてリビング中心の間取りへと変えました。少し狭かった洗面所もゆったりさせて、床暖房を導入し、書斎コーナーをしつらえてと骨格を変えていきます。
南向きのとても明るい部屋の一部にシックな色合いのアクセントを付けようと、ご自身や親類の子供たちも一緒に壁塗りを楽しまれました。床の塗装もみんなでされる予定です。プレゼントしてもらう照明器具を選びに行ったり、家造りを楽しんでこられました。住まいへの愛着をこれからの暮らしの中でさらに育み長く住み継がれていくことを願います。