芦屋こばとぽっぽ保育園
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設計・施工概要
・工事種別
・所在地
・構造
・規模
・延べ床面積
・施工者
・竣工
保育園の新築
芦屋市
RC造
3階建
553.95㎡
吉川組
2014年
設計プランについて
こばとぽっぽ保育園は、0才児から2才児まで30人定員の芦屋こばと保育園(本園)が、就学までの保育を保障するために隣接する土地を購入して建てた第二園です。
本園は築40年で、まとまった園庭こそありませんがポカポカ日の当たる砂場があり、アプローチには野菜が伸び伸び育ったプランターが並べられています。給食には「子どもたちに美味しいご飯を...」と、事務長先生が丹波篠山の田んぼで作ったお米を運んできます。保護者にも信頼の厚い、本園の家庭的な温かい保育をどういう形で踏襲していくのかが課題でした。
敷地は子どもたちが大好きな阪神電車の線路沿いです。駅と踏切に隣接するため騒音と振動、安全管理には第一に配慮しました。1階の園庭近くに2才児室、4・5才児保育室は玄関ホールともつながって広い遊戯室にもなるフレキシブルな空間です。2階の陽当たりの良い場所に乳児さん、東側奥の落着いた場所が3才児です。園庭には、わざわざ丹波から運んだ土で作った田畑があり、子どもたちにとって農作物の栽培や収穫は日常的な体験です。身近な食材が玄関ホールに面した調理室で調理され、調理中の音や匂いが漂う...五感をしっかり取り入れる事ができる「食」は心身作りの基本...とする園の食育は更に充実していくことでしょう。