山田 2023.08.22

Blog「アプローチと階段 その1」私のすまいづくりvol.41

ここ最近、あまりの暑さに外構工事に手が出せず、朝顔や向日葵を植えたりと植栽をコツコツ進めていました。
お盆も終わり、そろそろアプローチをなんとかしたいと思い立ち、まずは階段を作ってみることにしました。日中は暑いので基本朝と夕方に作業をします。

工事前のアプローチの状態 階段はブロックを重ねただけで、10ヶ月が経ってしまいました。


ずっと敷地に放置している敷石 これらを使って階段をつくります。

 階段イメージはホームセンターで購入したブロックを階段状に組み立てその上に敷石を載せてモルタルで接着するというシンプルなものです。
 コンクリートブロックは塀や土留めにDIYでもよく使われますが厚みが色々あります。よくブロック塀で使われているのは12cm厚のものですが、一般的なホームセンターでは10cm,12cm,15cmくらいの種類があります。長さは39cm、高さは19cmでどれも同じです。
そのほかに端部に凹凸のない「隅」、高さが半分の「ヨーカン」、長さが半分の「1/2コーナーブロック」など様々な種類があります。
 今回使う敷石は奥行き40cm幅80cmです。上記のブロックを組み合わせながら、敷石に合わせて階段の形状を造ります。

ホームセンターに並ぶ様々な種類のコンクリートブロック


ブロックの下には砕石を敷き、転圧し固めます


上側は15cm厚のブロックを3個組み合わせている。下側はヨーカンと呼ばれる高さ9cmのブロックを4個組み合わせている。

ポーチ用の外部階段なので、1段の高さは10cmくらいで想定して、ブロックを組み合わせています。真ん中の空間を全部モルタルで詰めると勿体無いので、以前庭から出た石やガラを詰め、かさ上げをした上でモルタルで平滑に均します。

石やガラを詰めた状態


モルタルを隙間に詰めて、表面を平らに均らしていきます。


モルタル施工後は一旦乾かします。


モルタル乾燥後の状態。


敷石の下にモルタルを詰め接着させ、完成

敷石は大体40cm×80cmくらいですが整形ではなく、厚みも8cmですが凹凸が多く普通に載せただけではガタガタします。モルタルを団子状に段の上に置き、その上から敷石を載せます。
一枚約30kgはあるため一人で持ち上げるのは中々大変でしたが、なんとかなりました。

左側の隙間には植栽でも植えてみようかと思っています。あとは1段目の前にもう一枚敷石を置き、階段部分は完成です。そのあとは余った敷石を階段までの通路に飛石のように並べていけば、アプローチの完成です。

その2に続く。

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