山田 2022.12.08

Blog「砂利を敷いてみた」私のすまいづくりvol.29

<砂利を敷いてみた>

 建物本体の工事は前回の床の塗装が最後となりましたが、外構工事はまだまだやらなくてはならないことがたくさん残っています。まずは家の裏側や隣地との境界部分は砂利を敷くことにしました。砂利を敷くことによって雨の日に靴の裏側が泥だらけになることが避けられ、人が歩くとジャリジャリと音が鳴るので防犯にもなります。家の表側は将来的にはウッドデッキや芝生敷などをしてみたいと思っているため必要のない部分は土のままにしておきます。アプローチの部分はレンガを敷いてみたいと思っていますが、いつになるか分からないので、取り敢えず砂利を敷いておきます。
 さて、砂利を敷く範囲は決まりましたが、一体どれくらいの量でどんな種類の砂利を入れたらいいものかはわかりません。調べてみると砕石が一番安いようです。砕石は基礎の底部に敷くなど現場では見慣れた建材です。普通の砂利は角が丸く取れた川砂利などの丸い感じのものですが、砕石の場合は石を砕いて小さくしただけなので角は尖っていて、見た目の感じも砂利には劣ります。まあ見た目よりは費用優先なので、砕石で十分として次は大きさと量です。
 砕石は大きい方から1号・・・7号くらいまで分かれており、うちをやってくれた工務店さんが外構でよく使っているのは6号だそうです。ただ、以前家の前に砕石が敷かれていたのですが、その砕石が結構小さくて、よく靴の裏の溝にはまり込んでしまいました。できればそれよりは大きいくらいが良いいなと思っていましたが、やはり実際に手にとってみてみないとよくわかりません。というわけで、近くのホームセンターにサイズを確認しにいきます。砂利や砕石はバラ売りされているわけではなく、袋詰めされているため袋の上からしか大きさを確認できませんでしたが、どうやら5号くらいがちょうど思っている大きさに近そうです。

 大きさは決まったので、次は量です。配置図から砂利敷部分の面積を計算し、それに敷厚(50mm)をかけてやると必要な立米数が出てきます。業者さんに聞くとトラック一杯が約1.5㎥とのことで、必要な立米数は余裕を見て2㎥くらいになるはずなので取り敢えずトラック一杯だけ発注してみました。当日砂利が届くと思っていたより少なく感じました。撒き始めてみても、やはり全然足りなさそうです。というわけで直ぐにもう一杯追加してもらい、結果トラック2杯分の砂利を敷くことになりました。

 砂利敷の量を想定するのは結構難しく、そもそも50mm厚で敷けているのかもよくわかりませんし、トラック一杯が本当に1.5㎥かどうかも確認のしようがありません。こればかりは実際に搬入してもらい目視で確認しないと分からない気がします。費用はトラック2杯で3万円弱でした。
 砕石を敷き詰める作業はひたすら採石をすくっては撒くの繰り返しの肉体労働です。半日も作業をすれば体が悲鳴を上げ、1日では終わらず2日かかりました。デスクワークと自転車通勤の生活では、腕や足腰は鍛えられていません。自分の運動不足を痛感しました。

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