Works地下室とロフトのある家

About
H邸の敷地は、衣笠山麓の落ち着いた住宅地。建蔽率50%、容積率80%の地域なので、容積率にカウントされない地下やロフトをつかって床面積を確保しています。ゆるやかなまわり階段で四層がつながっています。
施主さまより
陽だまりの我が家
「木の匂いでいっぱいのかわいい家ですね」訪れた人が言ってくれます。
南側に大きく開放された木づくりの家。寒がりの私がお日さまをいっぱい入れたいと設計時にお願いしました。軒先にも透明のパネルを入れて、梅雨時や冬も、朝から明るい日差しが部屋に差し込み、まるで陽だまりに包まれたような空間です。
小さな庭では家庭菜園に挑戦しました。ミニトマトやさつまいもを植え、初収穫を楽しみました。
おとうさんはというと、地下の書斎ができて満足のようです。
さて、中1、小6の二人の息子の希望は「自分の家に友だちを呼びたい」ということでした。リビングの上には、隠れ家のようなロフトがついており、自分たちの基地だとわくわくしています。何よりも自分たちの部屋があるので、これからもたくさんの友だちを呼んで遊ぶことでしょう。
Data
- 工事種別
- 新築
- 所在地
- 京都市 北区
- 構造規模
- 木造2階建て 半地下
- 床面積
- 113.67m2
- 施工者
- (株)北村工務店
- 竣工
- 2010年4月

外観
漆喰壁と焼き杉板と土物タイル、ベーシックで耐久性の高い材料を選びました。

玄関アプローチ

小さなステンドグラスを入れました。

2階は家族の集まるところ、水周りを北側にコンパクトにまとめて、南の居間ではのびやかに光と風を楽しみます。
屋根勾配なりの天井で、ロフトともつながっています。

居間と和室

子ども達が本を読んだり
勉強したりとロフトに掘りごたつ風の机があります。

子ども室

地下室はコンクリートのBOX本の収納がたっぷりとれました。こもるには良い空間です。