• 山田

私の家づくり その8

更新日:5月3日


<土地売買を振り返って>

 さて、決済も終わり晴れて土地の所有者になったわけですが、その過程では運にかけるしかない時期や不動産屋の担当者を信頼するしかない状況も多々あり、精神的にはかなり疲弊しました。

 自身が設計者であったことで、あーだこーだと不動産の条件に難癖をつけ、予算が潤沢にあるわけでもないため、時間だけが過ぎていき、最後には「だから京都は・・・」と愚痴っている状態も長く続きました。ですが、やはり建築に関わる法律や諸条件に精通していることで「これだ!」という物件に対しては確信をもって踏み込んでいけたため、その点は非常に大きな強みでした。


 もし、建築や不動産に関わりのない方が不動産の購入を検討していることを想像してみると、不安やプレッシャーもかなり大きいのではないでしょうか。金銭面や引っ越しまでの時間も考慮しながら進めていくと、もうこれくらいの条件のもので仕方がないんじゃないかと、諦めが決定の理由になってしまうこともあります。

 その中で信頼のできる不動産や建築の専門家に相談ができれば、かなり精神的な不安は和らぐのではないかと思います。ただ、普通の暮らしの中でそうそう不動産や建築関係の職種の人と関わることもなく、そもそも信頼のおける専門家を見つけること自体が難題ではあります。結局知り合いに聞いてみたり、ネット上で検索してみたりしながらたどり着くしかないのかもしれません。


 設計者としては土地から検討をしている方の相談に乗ることは少なく、多くが土地を購入された後の相談になります。私としては土地を検討している段階で相談をしてもらった方が、色々とアドバイスもできるのでありがたいのですが、今回の私のケースと同様に条件を整理していく過程で色々と不都合な条件も露見してくるため、決定をするにはかえって時間がかかってしまう可能性もあります。ただ、基本的に不動産屋は売ってナンボの世界ですので、紹介した物件を買わない方がいいですよとは言ってくれませんし、不都合な条件はこちらから積極的に探していかないと、わからないものです。

 結局私の場合は、この物件には手を出さない方が良い!という結論を導き出すために色々粗探しをしていたようにも思います。それが特になかったということで、今の土地に行き着いたわけです。


 ちなみに、不動産屋・設計事務所・工務店・司法書士というのは案外横のつながりもあったりしますので、どこかの業種で信頼のおける方を知っておられれば、その方に他の専門家を紹介してもらいうこともできると思います。

 私の場合、設計事務所・工務店・司法書士は知っており、不動産屋さんだけが知らない方だったわけですが、担当をしてくださった不動産屋さんは大手の方で、何度か話をしていくうちに信頼できそうな感じにはなっていきました。ただ、何を持って信頼するに足ると判断するかなんてわからなくて、結局なんとなく信頼できそう・・くらいなんですけどね。


 最近ドラマ化もされた某コミックの正直な不動産屋さんの漫画が勉強にもなり、連載当初から読んでいますが、不動産を探しているタイミングで読むと、闇が多すぎてこの業種自体への不信感が大変なことになりますのでご注意を。面白いですけどね。


*当記事の記載内容について妥当性・正確性・最新性を保証するものではありません。当記事の利用により生じたいかなる損害やトラブルに対しても、一切責任を負いません。ご利用の際は、利用者ご自身の責任において行ってください。

 

閲覧数:38回0件のコメント

最新記事

すべて表示