• 山田

私のすまいづくりvol.18「自分で木部を塗ってみた」

更新日:9月19日

<自分で木部を塗ってみた>


 現場は今のところ順調に進んでおり、屋根周りではルーフィングまでが貼られ、破風板や鼻隠しが取り付き屋根っぽくなっています。外壁では構造用面材までが貼られました。

 これからの進み方として、屋根工事では最後のガルバリウム鋼板が施工されれば完了です。外壁は次の工程として、窓周りのウェザータイト(防水用のシート)を設置し、窓を取り付け、透湿防水紙を張ります。透湿防水紙が取り付くと、レンジフードや換気扇のダクトなど設備関係の配管用の穴を開け、窓と同じようにウェザータイトを貼り、防水の処理をします。外壁の貫通部の処理が終わると通気胴縁、衣摺、アスファルトフェルト、ラス網、モルタル塗りと工程が進んで行きます。最後の塗装までは、まだしばらくかかりそうです。


 そんな中、外部の木部塗装を自分でやってみることにしました。私自身全くの素人ですが、足場がある間は比較的簡易にできます。外部の木部塗装自体は着色している方が長く持ちます。クリアの場合はあまり長持ちせず、きっと数年で灰色になっていく気がします。理想は5年ピッチくらいで塗り直し続けられたら、綺麗な状態で長持ちするのでしょうが、その度に足場を建てるわけにもいかず、きっと建設時に一回塗ったきりになるのでしょう。そもそも建設時に塗装をすること自体、事務所でもあまりやってません。クリアだと長持ちしないし、コストもそれなりに掛るので。

 また、最近の住宅では外部に木部が露出していること自体稀です。理由としてはメーカーさんの仕様でそうなっていたり、住宅地では多くが準防火地域となっており、その場合はなかなか木部を露出した仕上がりというのも難しくなるためです。我が家の場合は街中から少し離れていることもあり、その辺りは緩く、見た目重視で木部を見せています。


 さて、兎にも角にもまずは木部に何を塗るかが問題です。木部の塗装としては昔から使われているドイツのメーカーの「オスモ」が信頼ができるメーカーさんです。自然由来の材料を使っているため、有害な化学物質が全く入っていません。日本でも一般的に取り扱われているため、ネット等で簡単に手に入ります。今回は木部をクリアで仕上げたいため、「オスモカラー#701 外装用クリアープラス つや消し」いう商品を購入することにします。何L必要かはよくわかりませんが、とりあえず2.5L缶を購入し、ついでに「オスモブラシ60mm」も一緒に購入しました。オスモの公式HPから購入し、大体2万円くらいしました。案外良い値段するもんですね・・・



 さて、道具と材料は揃ったので、早速塗ってみようと思います。我が家で外部に露出している木部としては鼻隠し、破風板、垂木、軒桁、跳ね出し梁、棟木、桁、軒桁、野地板が該当しますが、全てを塗ろうとすると大変な労力になるので、垂木と野地板は今回やめておきます。

 塗料がどれくらい必要かがわかっておらず、途中でなくなっても困るので、取り敢えず優先順位をつけて塗り始めます。重要度が高いのは構造材でもある棟木、桁、跳ね出し梁で、その次は最も風雨に晒されやすい破風板と鼻隠し、余裕があれば軒桁を塗ることにします。

 塗り始めると、木部がしっかり濡れ色になっていき中々楽しいものです。はけに塗料をつけすぎると下にポタポタ落ちちゃうので、しっかりと塗料を缶の縁で落としながら塗るのですが、そうすると何度も缶と木部の往復をすることになるので、なかなかに面倒です。

 そんな感じで1時間ほど塗ってみた結果、塗料の減り具合は思ったより少なく、2.5L缶で想定している木部は十分塗れそうです。ちなみにこの塗料は2回塗りが標準のため、2回塗った想定でも、十分に足りそうです。

 天気が良く乾燥もいい感じで進みそうでしたが、まだまだ猛烈に暑く、最後の方はちょっと足元が怪しく、熱中症になる寸前だったような気がします。4時間かけて塗装をしましたが、結局予定していた木部の塗装は全て塗り終えず、下屋の木部は後日に回しました。おおよそ全体の3/4くらいは塗れました。基本上を見ながらの作業で、中腰の状態を続けるため、塗装をする右手や太腿が酷使され、筋肉痛です。




 実際に自分で塗装をしてみた感想としては、構造材の杉は塗装の吸い込みがよく、塗りやすいのですが、破風板や鼻隠しに使われている桧はもともと油分を含んでいるため、吸い込みがよくなく、何回も刷毛を往復しないといけないため大変でした。

 また、夏場の屋外での中腰での作業は思いの外体力を奪われ、作業時間4時間のうち1時間は休憩していた気がします・・・ペットボトルの飲み物も4本飲み干しました。


 そんなわけで、まだ残っている部分もありますし、2回目の塗装もしなくてはなりません。経験としてはもう十分満足しましたが、せっかくなので最後までやり遂げないとですね・・・


*当記事の記載内容について妥当性・正確性・最新性を保証するものではありません。当記事の利用により生じたいかなる損害やトラブルに対しても、一切責任を負いません。ご利用の際は、利用者ご自身の責任において行ってください。


 


閲覧数:33回0件のコメント