• 清原

すまいの細部を考察する vol.2

更新日:4月21日



 階段って、設計するたびに階高を段数で割ってといちいちやってますが、結局ストレート階段か、周り階段の2種類がほとんどです。下でちょっと回すことはありますが。

 ストレート階段についてはほとんど検討することもなく踏面をどのくらいとれるかということだけですが、周り階段は何段で回るか、手すりはどうするか、いつも悩みます。

 最近5段廻りというのを好んで使うのですが、教科書通りではありません。いろんな階段を降りてみたいものです。廻り段部分の割り付けですが、段鼻の延長線を中心の柱芯に合わせていましたが、蹴込み部分の延長線を柱芯に合わせるというのに替えました。中心の柱廻りの蹴込みとのずれ部分、この方が柱にかかる段板が大きくかかります。


 さて、1間角廻り階段の手すりで内側に設計してえらく怒られたことがあります。年配の方や小さな子供は外側の手すりを持って広い方をゆっくりと降りるのが安全ですが、私はつい内側の手すりを持ちリズムよく降りたい、と思うのです。(せっかちなんです)本当は螺旋階段のように外側が丸くなっていて、外側に丸く手すりがついているのがいちばん降りやすいと思っているのですが、階段の空間が狭くなり、タンスなどの荷物が上げにくくなるのでやらないですね。(螺旋階段って意外と降りやすいと思っています、高くつくのでやりませんが)上から下まで途切れなく手すりがあるのがいいですね。


 内側の手すりで途切れなく手すりをプレカットで作ってくれる業者もありますが、廻り段の部分で極端に角度が急になります。その手すりを純手で持ったままだと体が前のめりになって危ないので、廻り部分は縦棒を横から持つように降りたいのです。そうするには一度手すりを持ち替えなくてはならない。これがスムーズにいかないのがネックです。その縦手すりの上端部に握り玉がついていて、その頭を持ちながら回っていくのがいいような気もします。その握り玉が来ると周り階段部分ですよ、という具合に。そうして降りると中心の柱から30センチのあたりの踏面がまっすぐの部分と同じくらいの寸法になるので、リズムが変わらずに降りられるという割り付けではあります。4段割だと広すぎる気がして、歩幅が変わるのがあまり好きではありません。(1間角13段で上がりつかないし)6段割は攻めすぎな気もするし、(伊礼さんの標準階段は6段割です)平面計画で、上がり始めるあたりにあがり着くのでプランがしやすいのです。



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