ウサギと一緒に暮らす家
![]() [ 居間 ] 居間・食堂は造り付け家具の上の高めの窓で駐車場や道路からの視線も遮り落ち着いた空間です。 | ![]() [ 外観 ] 南に杜を背にした外観。 |
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![]() [ 書斎 ] 杜に向かう南側の書斎は 堀座卓で畳敷き。 | ![]() 居間からテラス・中庭を介して神社の杜を見る。 |
設計・施工概要
・工事種別
・所在地
・構造
・規模
・延べ床面積
・施工者
・竣工
住まいの新築
京都市
木造
2階建
116.37㎡
北村工務店
2012年2月
設計プランについて
Sさん御一家は、コーポラティブ住宅に住み続けられ十数年になりますが、高齢者施設に入居されているお母様と週末やお正月に過ごすことができるように、戸建住宅に移り住む決意をされました。
もえぎとしては二度目の設計依頼で、今回は土地探しからのお付合いです。いくつかの土地で簡単なプランを立てながら検討し決定した土地は、南が神社の境内で10mを超す楠木が立並ぶ静かな場所です。
駐車場から奥の杜を見ながら、スロープを利用して引込まれた位置にある玄関。家族が集う場所から広い廊下やテラスを介してお母様の様子をうかがえます。それぞれの個室は独立性も高く、適度な距離感を保っています。
以前のお住まい同様、家族の一員としてのウサギ君が居間に鎮座し、あらゆる箇所にウサギグッズが飾られ楽しげでした。次世代に生活の中心が移っても、各部屋の使い回しで住み続けられるよう配慮しました。