第2長尾保育園
外部とのつながりを重視し、各保育室から園庭・畑への移動を円滑に
外観

園庭より左側がランチルーム。折れ曲がりの位置に園庭を見渡せる職員室、その上は屋上園庭になっていて東西の景色が広がる場所です。

玄関アプローチ

旧園舎から移植された樹々も今ではしっかり根付いて緑あふれるアプローチになっています。

廊下

玄関から園庭に抜ける広く伸びやかなホールには、雛飾りなど季節折々のしつらえが施されています。

室内

幼児の保育室は屋根の勾配なりに天井を上げ、上昇感のある伸びやかな空間にしました。 床は国産のカバ材です。 1階の乳児保育室の床はくるみです。

吹き抜け

遊戯室入口ホールと舞台袖に北山杉の天然絞りの柱を使いました。 子ども達に木の質感に触れてもらうためです。

設計・施工概要

・工事種別

・所在地

・構造

・規模

・延べ床面積

・施工者

・竣工

保育園の新築

枚方市

​RC造

2階部分

1474.5㎡

(株)誠信建設工業

2016年

設計プランについて

 第2長尾保育園は枚方市東部に位置し、京田辺市に隣接しています。この地域はまだまだ農地が保全されていて、 原風景ともいえる田畑が続く見通しの良い景観が広がっています。屋外での遊びや自然との触れ合いを大切にして おられる保育内容との関連でも、外へのつながりが設計の大きなテーマでした。

 新園舎は水路の南側のもともと第2園庭だった敷地を拡張し、道路沿いにあった建物を移転して建て替えるごと になりました。  そのため子ども達は工事完了まで旧園舎で過ごすことができ、旧園舎が建っていた道路と水路に挟まれた弓状の 敷地も、建物解体後は緑豊かなアプローチと保護者専用の駐車スペースになりました。

 保育室は、1階が0・1・2歳児の乳児、2階が3・4・5歳児の幼児ゾーンと大きく分けて構成し、それぞれ園庭 に南面させました。南に突き出たランチルームは食事をするだけでなく、目の前の畑で育てた野菜を給食に取り入れ る保育を実践されているので、調理をしている様子や匂いを感じる厨房とのつながりを大切にしました。野菜の収穫 や下ごしらえなど子ども達が活躍する場にもなりますし、園庭に向かって大きく庇をかけて繋がったテラスでは、お餅 つきなどの食に関する行事が楽しんでできるようになっています。

一級建築士事務所 企業組合もえぎ設計 
〒602-8201 京都市上京区笹屋町通大宮西入桝屋町601番地 Tel 075-431-1120 / Fax 075-431-1123

・リンク集

吹き抜け

遊戯室入口ホールと舞台袖に北山杉の天然絞りの柱を使いました。 子ども達に木の質感に触れてもらうためです。