山田 2023.02.12

Blog「玄関アプローチを考える」私のすまいづくりvol.35

 外構は板塀、ウッドデッキ 、落下防止柵が完成し、一旦目標達成です。今回「令和4年度市内産木材を使った京のまちなみ推進事業」という補助制度を使いました。住宅では9/10補助の最大16万円、非住宅では1/2補助の最大100万円の補助が出ます。京都府内産の杉・桧を認証木材加工業者から購入すれば比較的容易に取ることができます。次年度も引き続き補助制度があるかどうかはまだわかりませんが、通常であれば4月に申請が開始されるため、注視しつつ、また利用できればと考えています。

 さて、外構でまだやり残していることは地表周りです。植栽、駐車スペースの舗装、アプローチ、玄関ポーチの階段などがそれにあたりますが、基本的に土をいじるため、かなり時間と労力が必要になりそうなため、後回しにしていました。冬場は地面も硬いし、寒いしでやりたくなかったというのもあります。
 だんだんと春に近づき植栽も植えたくなってきましたし、芝生にも興味があります。芝生は植えるなら春先が良いらしいので、外構計画を建てる必要があります。梅雨に入ると土の部分は雨でドロドロになるため、その時期までには外構工事も完了させておきたいと考えています。

 中でも一番重要なのはアプローチと階段です。現状はかなり適当で、ブロックを積んだだけの階段と砕石を敷いただけのアプローチになっています。とりあえずここをまずは何とかしたいと考えています。普段の設計でもアプローチをどうするかは難しいところです。レンガやタイル張り、洗い出し、乱尺張り、土間コンなどなど、いろいろな舗装があります。ただDIYでやろうとすると、できそうなものはかなり限られてきます。初めはレンガピンコロ石を敷き詰めようかと思っていましたが、かなりの枚数(ピンコロ石の場合は途方もない数)が必要になりそうで、正直だいぶとめんどくさそうです。私の性格上難しそうなので諦めます。施工のし易さや予算を考えると、アプローチ全体を舗装するというよりは飛び石みたいな形で隙間を開けながら敷き詰めていくのが良さそうです。

黒ピンコロ石のアプローチ。スロープでも滑りにくく、雨が降り、水に濡れると色が濃くなります。きれいだけど、施工が大変そう。

 候補としては枕木コンクリート敷石あたりが可能性がありそうです。枕木はネットで検索すると事例が結構出てきます。雰囲気はいいですが、朽ちていくのは避けられず、雨の日にちょっと滑りそうというのもあり、アプローチにはやめておこうかと。駐車スペースなんかには良さそうな感じがします。コンクリートはセメント、砂、砂利、水があれば打てますし、全てホームセンターで購入できるため良さそうです。一度コンクリートを練って打設するのも体験してみたかったので、ちょうどいい機会ですが手持ちのトロ箱で練ったとして、きっと一枚づつが限度だと思います。結構な日数と労力が必要になりそうです。

枕木と芝生の組み合わせは格好がいいです。手入れはちょっと大変そう。


コンクリートは打ってみたいが、これまた施工が大変そう。2、3枚ならやってみたい。


敷石と砂利のイメージ

 そんな感じで色々と考えていたら、近くに住む同僚から余った敷石があるとのこと。ありがたいことに、結構な枚数が余っていてアプローチにちょうど良さそうです。もらうことにします。1人では持ち上がらないため、その同僚と2人でとりあえず半数くらいは家まで運んできました。もう半数はまた別日に運ぶ予定にしており、それまでになんとなくのプランを考えてみようと思います。階段をどうするかはまだ決めていません・・・

運んできた敷石。空き地に長年放ったらかしになっていました。磨けばきれいになるはずなので、たわしでゴシゴシ洗ってみます。

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