清原 2023.02.02

Blog階段下のトイレ すまいの細部を考察する Vol.21

階段下のトイレって、つい効率がいいのでこの3軒ほど連続で入れてしまいました。標準化しようと理屈責めで詳細書いていますが、高さ的にはぎりぎりの設定です。以前書いた周り階段(Uの字階段)の下に入れるのですが、階段の周り部分は5段切なので断面は右図のようになります。蹴上が200で9段目の裏が1750くらい。ギリギリです。(ほんとはここで1800は欲しいところ)

寸法的にぎりぎりの高さです。

天井高さは2100としましたが部屋の半分にも満たない2100は果たして広さを感じる効果を発揮するのか。てな具合ですが、そこそこいけてます。階段部分は構造的には吹き抜け扱いなのでできれば両側に耐力壁が欲しいところ。でもトイレの入り口も必要だし、その面は半分だけ耐力壁です。便器の背中は収納を取って低い部分はトイレ空間としては、ふさぎます。

洗面とトイレの関係。

が、もったいないのは階段の5,6,7段目の下の空間。高さ800ほどの収納が取れそうな部分ですが、トイレ側からはとても使いにくいので、出来れば外部から床下収納として使うのが良いのでないかと思えます。でもこの面は水廻りの小窓がいっぱいつくので壁がとりにくいのですよね。で、諦めました。結局階段下って使いにくいのです。(けちんぼってよく言われます。隅々まで使いすぎやって。)

平面図だけでは大丈夫なのか分かりません。

狭い空間にトイレを入れておきながら思うのは、手洗い付きタンクで手洗いしにくいですよね。トイレを出たところに洗面台を設定しているので、手洗い付きでなくてもいいという判断もありますが、トイレの中で洗ってから出たい人もいるので手洗い付きにしているのですが、便器の向こうにある手洗い器では届きにくいのです。いわゆる手洗い器の位置にタンクがあったら使いやすいのに、と20年前から暖め続けた商品企画があります。TOTOとINAXにはあえなく蹴られました。でもなかなか捨てきれません。

合成写真で発案した仕組みを描いてみました。

タンクレスのような見た目で手洗い器がタンクになっているというものです。どうにか商品化にこぎつけたい。これには開発が付きまとうので、町の発明家のように自分で作ってみる訳にもいかないので、本気でメーカーに売り込むしかないですかね。死ぬまでにかなえたい願いの一つです。5年に一度くらい思い出して書いています。次回詳しくプレゼンします。

海外の写真でこんなのも見つけました。